家族がインフルエンザA型に罹り、うつらないかとヒヤヒヤしていたら、熱が38℃と上がり、咳も出てきて関節痛もひどい。
「とうとうインフルエンザに罹ってしまった?」
と病院に行ったら検査なしでインフルエンザの診断を受け、イナビルが処方されました。
限りなくインフルエンザだと思うけど、イナビル飲んでも大丈夫?
体験談も踏まえてまとめてみました。
インフルエンザの検査しないでインフルエンザ診断って?
インフルエンザの検査キットが一般的になったのは2000年頃から。
それ以前はあなたの症状と医師との問診からインフルエンザと診断されていました。
インフルエンザの検査は、15分程で結果が分かりますが、その正確性は、発熱6時間以内で約60%、12時間後で約90%と言われています。
また、喉の奥のイクラのような濾胞(ろほう)を確認することで、インフルエンザの診断が高い確率で出来る事もあります。
インフルエンザは検査しないと分からない。というものではないのです。
検査はあくまでも、医師が適切な治療をするために使うものですので、検査しないから信用に値しない。という事ではないのでご安心ください。
このように、受診のタイミングが早すぎる場合、検査をしたとしても、陰性に出ることもありますが、インフルエンザの場合、発熱から48時間以内に抗インフルエンザ薬を使わないと効きません。
インフルエンザウイルスの増殖はすさまじく、一日で約100万個に増殖してしまいます。
抗インフルエンザ薬を服用することによって、インフルエンザウイルスの増殖を抑え、発熱期間を1日短くすることが可能と言われています。
それゆえに、周囲の流行状況や、家族が罹っている、熱が38℃以上、かつ関節痛があるなどの症状や、医師とあなたのやり取りからインフルエンザと判断して、検査なしで抗インフルエンザ薬を処方される場合があります。
インフルエンザの検査なしでイナビル処方飲んでも大丈夫?
ちなみに、イナビル、タミフル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスを感染細胞内に閉じ込め、結果ウイルスが増殖できずに減少していくので、体内にインフルエンザウイルスがいないと薬の作用はありません。
それゆえに、結果インフルエンザじゃないのに服用しても、体に害を与える事はなく、予防として処方されることもあります。
早めの回復を願うのなら服用された方が良いかと思います。
ただし、抗インフルエンザ薬を服用後、3日程熱が下がらない場合は別の感染症が疑われますので、再診してください。
インフルエンザ検査なしで診断された私の体験談
今年の冬に私がインフルエンザに罹った際に
「インフルエンザの検査受けますか?」
と聞かれたので、
「えっ?そこに検査しないという選択肢があるの?」
とびっくりしましたが、家族が二人罹っていて現在二人とも家に居るのと、関節痛がかなり出ているという所から限りなくインフルエンザと思われますが、受診時の体温測定の際、若干低めという事で、インフルエンザ検査をしても陰性かもしれない。との事で、この場は検査をせずにインフルエンザA型でしょうという事で、治療が開始されました。
インフルエンザの検査は、鼻の穴の奥に棒を突っ込んで粘膜を取るために、耐え難い痛さと気持ち悪さ。
しないで済むならそれに越したことはないという考え方もあります。
そして、イナビル服用した当日に熱が下がったもので、イナビル効いたか?と思いきや、翌日から2日間熱が下がらず再診しましたら…
結果、治療法を変え、快方に向かいました。
そのいきさつは後程…
さいごに&関連記事リンク集
インフルエンザの判定は、診断キットで明らかに陽性と出て、抗インフルエンザ薬を服用後、症状が改善すればよいのですが、総合的な状況も踏まえて診断されることも多々あります。
何にしても、3日程経っても体調がよくならない場合には再受診をお勧めします。
インフルエンザと診断されて3日間熱が下がらなかった原因と疑われた合併症と再受診については、以下のリンクの記事でご紹介しております。。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。