ダイエットに取り組まれる際によく使われる食事制限。
ところが、たんぱく質の必要摂取量が不足してしまう事も多く、体重の減少と共に筋肉も大きく落ちて、基礎代謝が落ちてしまいがち。
そうなると、一時的に体重を減らすことが出来ても、消費カロリーも減ってリバウンドしやすくなったり、体の元になるたんぱく質が不足することで、髪の毛やお肌や血液や脳や骨にも悪影響が及ぼされます。
一日に必要なたんぱく質の量は体重1キロに付き1gといわれていますが、食事だけで取ろうとするとなかなか大変ですし、糖質や脂肪も余計に取ってしまいがち。
それゆえに、栄養補助食品としてプロテインを使う選択肢があります。
プロテインには牛乳や卵やホエイを使った動物性たんぱく質のものと、大豆を使った植物性たんぱく質のものがありますが、ダイエットにおススメなのは大豆(ソイ)プロテイン。
大豆プロテインのダイエット効果や効能、飲むタイミングについてお伝えします。
大豆プロテインのダイエット効果や効能は?
低コレステロールかつ様々な栄養素
大豆は、タンパク質(アミノ酸)、脂質、炭水化物の三大栄養素の他に、ビタミンB群やビタミンEなどのビタミン類、カリウム、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラル分など様々な栄養素をバランスよく豊富に含んでいます。
脂肪も含まれていますが、動物性脂肪と比べてコレステロールが低いのが特徴です。
抗酸化作用
年を重ねるにつれて体は衰え、酸化していきますが、その進行をおさえるのが抗酸化作用のある成分。
強い抗酸化力を持ち、過酸化脂質の発生を抑える働きがあるといわれる大豆サポニン、ビタミンEなどを豊富に含んでいます。
大豆に含まれてるイソフラボン効果
大豆に含まれているイソフラボン。
女性ホルモンのエストロゲンに似た役割を担い、女性の美容や健康維持、骨粗しょう症の予防にも一役かってくれる、女性にはうれしい成分です。
ダイエット的には代謝を促進したり、脂肪燃焼効果が期待でき、体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る甲状腺の働きを活発にする効果も。
とはいえ、大豆プロテインを飲むだけで、筋肉が付き、代謝が上がるというものではなく、脂肪燃焼効果は筋肉を使う事で高まりますので、プロテインを飲むのと同時に適度な運動を取り入れることが必要です。
大豆プロテインを飲むタイミングは?
大豆プロテインはプロテインの中でも、消化吸収速度が飲んでから2~3時間後とゆっくりなため、運動をする際には必要なエネルギーを事前に補給するという意味で、飲むタイミングとしては運動する1時間前に摂取するのが良いと言われています。
また、筋トレ(無酸素運動)によって分泌される成長ホルモン。
筋トレ後30分以内に飲む事により筋肉を作るのを助ける効果があります。
また、成長ホルモンが出ている時はたんぱく質の吸収率が格段に良くなると言われています。
筋トレ後の他に、成長ホルモンが大量に分泌するゴールデンタイムは22時から2時の間。
ソイプロテインは吸収速度がゆっくりなので、就寝する1~2時間前に飲むと、筋肉を作る助けと大豆の美容効果も期待できます。
さいごに
小腹がすくとこれまではつい手軽に食べることが出来る糖質たっぷりのものに手が行きがちでしたが、手軽にたんぱく質が取れるという面ではプロテインはなかなか優れもので、疲れにくくなってきた感じもあります。
次回は私が飲んでいるおすすめの大豆プロテインについてお話ししようと思っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m