トマト缶のトマトと生のトマトと比べて「塩分や栄養価はどちらが高いのだろう?」
と気になるあなたへ。
トマト缶の塩分と、生のトマトより栄養価が高い部分と、リコピンが多い理由についてまとめてみました。
トマト缶の塩分は?
トマト缶の塩分は、トマト缶によりますが、トップバリュのホールトマトは、100gあたりナトリウムが24mg、食塩相当量は0.1gでした。
塩分がご心配な方の参考になれば幸いです。
トマト缶の生のトマトより栄養価が高い部分は?
トマト缶のトマトは、加工上の理由で加熱されているため、ビタミンCと熱に弱い群があるビタミンBはある程度失われておりますが、元々それ程含まれておりませんので、あまりお気になさらなくても良いと思います。
生のトマトより栄養価が高いのは、何といっても
- リコピンが3倍
- うま味成分グルタミン酸が2~3倍
多く含まれています。
また、ダイエッターには嬉しい
- トマトの中の成分「13-oxo-ODA」(13オキソODA)に脂肪燃焼作用が。
酔い覚め効果として、
- トマトの水溶性成分が飲酒後の血中アルコール濃度を低下。
- アルコールやアセトアルデヒドの代謝関わる酵素の活性速度を高める効果。
そして、美肌効果として、
- リコピンがコラーゲンの減少を抑え、さらにコラーゲンを増加する働き。
があると言われています。
トマト缶のトマトにリコピンが多い理由は?
また、生のトマトより、トマト缶のトマトのほうがリコピン量が多い理由として、日差しが燦々と降り注ぐ気候で育つことで、多くの抗酸化物質を作ることができる、イタリア産の加工用に栽培している赤系と呼ばれる品種のホールトマトを輸入している事が多いからです。
日本のスーパーや八百屋で販売されているトマトは、ピンク系と呼ばれる品種が殆どです。
中が淡い赤色で、生で食べやすいように、皮が薄く、果肉が柔らかく、水分や甘みが多くなっています。
主に温室育ちということもあり、リコピンは赤系の数分の1と言われています。
また、リコピンは脂に溶けやすい脂溶性なので、生のトマトにドレッシングを掛けたり、調理に使うと、より取り入れやすくなります。
トマト缶のトマトと、オリーブオイルで作るトマトソースはリコピンを摂るのに理にかなってますね。
さいごに&関連記事リンク集
トマト缶のトマトと、生のトマトは、共に美味しい食べ方がありますので、上手く使い分けてみてくださいね。
トマト缶を使った料理や、トマト缶の種類の違いにつきましては以下の記事でご紹介しております。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます^^